君想フ花【未マスタリングカラオケ】
回る傘赤い靴
立ち尽くした君が居た
「迎えは要らないのに」
其う云い君を叱った
失う物など何も無いのに
どうしてか怖いんだ
何処か遠く二人行こう
君想フ花ハ赤イ色
百年でも咲き続く様な
愛しくて閉じ込めてたくて
秘やかに揺れる
其れを見ていた
空回りする水車
泥濘嵌まる足首
随まで染みる温度
此の身体抱いて眠る
時が止まれば善いのに
然らば僕ら一つに成る
誰も居ない場所へ行こう
君想フ花ハ赤イ色
凛として美しく映える
切なくて抱き締めてたくて
指先で触れる
君想フ花ハ赤イ色
滲み出る血を吸い脈打つ
薄い肌を突き刺す棘が
教えて呉れるは
生きている事