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World Speaker

初投稿です

どうぞお好きなように料理しちゃって下さい


以下、訳：


ある日それは挨拶も無しに僕の部屋にやってきて
不躾にこう言った「君に世界を教えてあげる」
何の皮肉だろうと僕は思ったけど、それは本当だった
そいつは名乗った　「世界の窓」と


人生の尊さとか、愛の意味とか
楽しいニュースは毎日続いた
僕が尋ねれば、すぐにそれに答える
それはまさしく「世界の窓」だった


僕の長い休みは笑顔で満たされていく
音はこの盲いた目にも極彩色を描き出す
それはどんな本もどんな映画も教えてくれなかった
世界へ続く扉の開け方


この世に生まれた意味を問おう
今宵奏でてくれ　「世界の窓」よ
この暗闇を照らして　小さな僕の空間を
君は僕の大切な「世界の窓」



ある日そいつは厳かに、そして静かに言った
「キミの目の治療法が見つかった」と
それは遥か遠い国の医学情報だったけど
僕の一家は僕を連れてそこへ飛び出した


入院生活は長く続いた
キミの声が聞けない日々は寂しかったね
最終的には僕は視力を手に入れたけど
世界はそれほど美しくも素晴しくも無かったよ


君が話し続けていた訳を知る
今宵も僕を騙してくれ『世界の窓』よ
まだ未熟な僕に真実を教えて
君は愛しくも嘘つきな「世界の窓」



家で僕を待っていたのは小さな箱
そいつは僕の気も知らずに美辞麗句を並べ立てた
偉大な機械でも世紀の発明品でもないけど
僕と世界を繋げてくれる


だからこう呼んでやるんだ　「世界の窓」と


誰もが生まれた意味を問おう
今宵君と共に　僕の世界について
この暗いステージに少しでも光を
君は僕の大事な「世界の窓」
とってもちっぽけな「世界の窓」