歌うことがない歌
何も歌うことが無かったので、声を大にして、
何も歌うことが無かったことを歌いました。
ミクさんが。
【追記】
ちょこっと修正
【歌詞】
ギターの弦を変えて
知らないコード弾いてみる
本をパラパラめくり
何かを知った気になって
コーヒーの味を
気にしてグルメ気取りです
急に不安になって
深夜の三時に筋トレ
なにもしないけど生きてる
なんにもないけど生きてる
なにもしないけど生きてる
なんにもないけど生きてる
キラキラ光る街に
五分遅れでやってきて
赤いマフラー越しに
君は寒いと笑ってる
そんな感じの歌を
作りたかったはずなのに
歌うことがないから
なんにもないやと歌うよ
なにもしないけど生きてる
なんにもないけど生きてる
なにもしないけど生きてる
そんな事を歌にする
生きてる事が素晴らしいなんて
素敵な事は思わないけど
そんなに悪いこともしてないし
罪悪感は無くてもいいか
いつかは何かが始まるなんて
夢みたいなこと思わないけど
そんなに不安を探さなくても
アルパカでも見て笑えばいいか