見えない黒に堕ちてゆけ
動画も上がって居ます、ご覧下さい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14205736
タイトルについてと、詞の内容について
日々聞くニュースはつらいものが多く
そういった物を、何かする事で
減らせて行くわけでもない無力感を感じる。
どうにもできないのに、つらいニュースは流れて
消えていきます、そんな思いがタイトルになっています。
決して誰かに、地獄に落ちろと言ってるわけではないですよ。
この作品のきっかけは、2010年1月、親たちの虐待でなくなった
7歳の男児の虐待死事件です。
このお子さんは虐待を受けながら、周囲の人間から
虐待を受けているのかどうかをたずねられると
お父さんはやさしいよ。と答えていたそうです。
虐待を周囲にさとられないようにしていたそうです。
私にも同じような歳の子供が居ますが、
私の隣にいるような子供と同じような歳の子供がそういった経験をして
最終的に死を迎えてしまう、と言う事が
とても悲しく、だけど自分はそれをニュースで聞くのみで
涙の出るような思いがあっても、何もできないのが現状でした。
私が何をできるとは思いませんし、決して
自分が良い親として日々暮らせているわけではありません。
虐待に及んでしまう親達の気持ちも判ります、虐待は
戦争と同じようになくならないと思って居ます。
ただ、ニュースは流れ消えていきますが、痛みを忘れないで欲しい、
そういった事を詞にのせたつもりです。