枯れた花
真っ白な花が枯れては落ちてく
消えてしまいそうな命の灯
泣き出しそうな空を眺めては
何もできずに涙ぐむ私
花びら 落ちる度 土に却って
命の循環 廻すだけ
枯れた花 咲かすため
この身焦がし滾らせれば
生命の脈動よ
うねりあげた鼓動となれ
奮わせたその幹で
生きる未来 伸ばし咲かせて
碧々の歌を鳴らせ
もう一度 咲き誇れさぁ
漆黒の未来 燃えては灰になる
声一つない静寂の朝焼け
心が変わる度また失って
一人で順番待ってるだけ
壊れたら 消えるだけ
誰彼もいない海を彷徨え
航海の鐘を鳴らす
荒波超え その腕掲げ
水面下 繋がるもの
見えない絆 確かめたら
さぁここで歌を鳴らせ
もう一度 旅立つよさぁ
正義面した誰かの言葉で
壊れたものがあることを
忘れないため歌を歌うから
ここでもう一度始めよう
枯れた花 咲かすため
また種をまき散らせば
いくつかが芽をだすさ
もう一度咲き誇れさぁ
枯れた花 咲かすため
この身焦がし滾らせれば
生命の脈動よ
うねりあげた鼓動となれ
壊れても歩き出せよ
己の明日を照らす刃と
一輪の花を目指し
もう一度さ 始めようか
旅立つよさぁ 咲き誇れさ