白い鼓動
6作品目です。
少しでも楽しんでいただけるとうれしく思います。
白い鼓動
影伸びる先の時計台、早く来たよ
初めて会った場所、何か違う今日は
見上げた時計、秒針胸とずれていくよ
六時の鐘、聴こえてほしい
北風、頬に突き刺す寒さ胸が溶かす
早く鳴って六時の鐘
この今が過ぎてほしい
だけど、これから訪れる未来には
幸せあるかな、どうだろ?
街並みの明かり、二人照らすこの今を
ああ、この今はまるで永遠のようで
つないだこの手、高鳴る鼓動伝わるかな
今日の帽子、似合ってるかな
粉雪照らす、明かりと雪が輝いてる
見えるものがすべてきれい
この時が止まってほしい
今の幸せ、輝いていつまでも
私のこの胸、あなたと
重なる雪化粧、深まる静寂の
沈黙打ち破る、あなたと私
そう、この時同じ思い感じてる
私たち明日へ生きてく証
凍えてる、帰り家路
むしろ、感じる暖かさ
あなたとの信じる行く先、ずっと