【重音テト】どうぞ、おかまいなく
些細な事で ヘソを曲げて
道の半ばで 足を止める
気づけばいつも 一人ぼっちで
壁にもたれて うなだれてる
立ち尽くすだけでは 何も変わらない
分かってはいるのさ 頭では
才能だとか個性とか
きれいな言葉で
僕を肯定しないで欲しいんだ
僕はただのできそこない ただそれだけ
がらくた箱に放り投げてくれ
鍵をかけた 窓のない部屋は
誰もいない 安らぎの部屋
幸福だとか愛とか
下品なオモチャを
僕に押し付けないで欲しいんだ
僕はただのできそこない なあもういいだろ
がらくた箱に放り投げて
忘れてどっか行ってくれ