愛の羽 Inst
月明り落ちる影が 水面揺らす
一目見て心惹かれ 恋を知った
仮初の身なれど 心(あい)は真実
日増し募り溢る想い 飲み干し
いつか二人別れる運命と 知りながらも焦がれ行く
高く高く舞い飛べ言の葉 あの人知らぬ空の果て
幾年も 貴方への慕情を胸に
それだけで良かったのに 欲が芽生え
刹那さえも愛しい 傍に居させて
嘘を脱いで姿変えてでも 共に
いづれ醒める夢だと 怯える私の肩を抱く貴方
高く高く舞い飛べ恋の音 二人を連れて何処までも
愛し合う自由すら 奪われた世界
陽の光も届かない そこで生きる意など
貴方さえ居たら良い 縋る亡骸へ
幾度も唱えた愛の言葉 届くなら
いつか二人別れる運命を 愛して逝くも構わない
例え世界が二人切り裂く 残酷で彩られても
私は祈り綴る 言の葉信じてあの空の果てへ
高く高く舞い飛べ愛の羽(は) 青空越えて彼方まで