【オフボーカル】鳥籠のメイヴィス / KAITO
2mixとマスタリング済のものです。
歌詞
「おはよう」で迎える朝に
星々がわたしを嗤う
白いシーツの中の冷えた指で
過ぎた日々を数えた
おもむろに開いた書物（ほん）に
しるされた記録（おもいで）には
私はいない
時の過ぎた 此処に残るものは
夢の跡
貴方とわたしでかくれんぼ
今日は見つからない気がするの
響き渡る 「もういいかい？」
近づく足音 息を殺して
神様が間違えて
もしも明日ヒトの背中に
とても綺麗な羽が生えても
空の飛び方を知らねば
じきに朽ちるでしょう
絡みついた青い薔薇の棘が
首を刺す
貴方と終わらぬかくれんぼ
いつものドレスが邪魔するの
呆れたような 「もういいかい？」
お願いだからその手を放して
継ぎ接ぎだらけの小箱に
隠したはずの宝石（こころ）がない
違う これじゃない あれれ
今日も変わらぬ朝に
貴方も変わらず優しくわたしを呼ぶけれど
本音を言うなら
夜が来るたび わたしはいつも
鍵のあいた 籠の外の世界を
夢に見る
貴方とわたしでかくれんぼ
引き摺る枷（ドレス）を脱ぎ捨てて
響き渡る 「もういいかい？」
もう返事などしないから
貴方とわたしでおにごっこ
綺麗な裸足で駆け出すの
挟み撃ちはルール違反
お願い世界にわたしを放して
