蒼のユーフォリア -off vocal-
正しい言葉には毒がある
飲み干したら飛び降りて
喉を枯らして裏返る
私の想い浅はかだ
ねぇ、あなたの姿が見えないの
あぁ、探して探した街並みに
あなたの姿が映り込む
あぁ、私をどこまで馬鹿にするんだい?
支度もしないまま
言葉は居なくなる
輝く音がした
でも、私は泣いてるの
あぁ 心に蒼が滲みだす
あぁ 世界は愛だけ溢れてた
ねぇ ないものねだりがお得意な
心はもういらないよ
所謂これが幸せかい?
嗚呼 何故だか少し虚しいな
ねぇ 朽ちてく街並み眺めても
感じるものは何もない
正しくないような命だけ
許されずに息をした
息をし続け生きている
許された命などない
ねぇ 上履き並べた最上階
あぁ 両手を繋いだ髪飾り
あなたは私のパラノイア
でも 私の言葉に意味は無いな
挨拶返してね
それで満たされるよ
愛など無いからね
あぁ ハートは穴だらけ
あぁ 心が蒼で満たされた
あぁ 私は一人泣いていた
ねぇ あなたは私の頭さえ
操作しようとしてるのかい?
一人で街を歩いてた
嗚呼 涙が何故か溢れてた
ねぇ 崩れた私を見つけずに
あなたはまだ生きていて
不思議な声が頭の中
凛と咲いて回りだす
寂しさで一人泣いていた
私は消えた
あぁ 本当は君が生きていて
あぁ こんな気持ちが嘘ならばと
幾たび幾度も繰り返す
もしもだけの物語
『それなら、どうすりゃ報われる?』
あぁ 答えは一つしかなくて
さあ 階段駆け出し辿り着く
息を止めて 私は、
あぁ その時空が割れだした
あぁ 眩く光り輝いた
ねえ 瞳に移した水平線が
君をいつも描いてた
後悔なんかは無いからね
あぁ 残したものはあるけどね
さあ 近づく世界に目を開けて
またね此処でさよならだ。
不思議な声が頭の中
凛と咲いて回りだす
寂しさで一人泣いていた
私は消えた
あの日に見た景色だけは
忘れないよ何時迄も
零れた水は止まらずに
まだ、まだ。と消えた