【ミク】雪に隠したラブレター
雪に隠したラブレター
LaLaLaLaLaLaLaLa… nnnnnn…
「好きな人はいますか?」って訊きたいのに
教科書の陰に隠れて見つめてるだけ
パステル画にあなた描く放課後に
ラストスパートするあなたと目が合ってしまった
誰もいない教室でそっとラブレター
机に忍ばせるはずだった
雪に隠したラブレタ- 黒板の前の人影(かげ)はあなた
やっぱり逃げ出してしまう だって引っ越しちゃうなんて知らないもの
あなたが下りて来る前 ラブレター
自転車のカゴに入れて雪で隠した
さっき黒板のところで何してたの?
まさか誰かにラブレター書いたんじゃないでしょ?
両手に落ちた粉雪が
初恋のように儚く溶けた
雪に隠したラブレタ- 似顔絵に添えた”好き”という文字
今夜眠れそうにない もう私の片想い知ったでしょうから
(降り続く雪のなか あなたは遠くへ行ってしまった...)
遠いあの日と同じ雪の音
出席簿抱え教室へ向かう...
黒板に書いたラブレター 誰のイタズラかすぐに消す
下校チャイムが鳴ったら 門の前で待ってたのはあなた
”好き”と云ってくれたのに ふたりは今でも片想い
時間(とき)が流れすぎただけ 嘘のリング薬指にはめて
マフラーあなたに巻いたら (雪に隠したラブレター)
「遅いよ」とつぶやくこれでいい (LaLaLaLaLaLa...届かなかった)
大きなお腹気づかれないよう (あなたを描いてた)
あなたのコートにちょっと抱きついた (いつの日も)
あなたと恋がしたかった (大好きなあなたと手をつなぎながら雪道歩く)
別れてしまったかも知れないでもやっぱり (パステル画を見つめながら)
あなたとキスがしたかった (朝まで泣いたら涙の粉雪は)
だって初めて恋をした人だもの (溶けるでしょうか)