クラリティ
私の一番最初の記憶は
私にほほえむあなただったかも知れない
いつだろうどこだろう温かい思い出
ぼやけた意識がゆっくり集まる感覚
朝が来たら おはよう
ゆっくりと 視界が広がる
目をこすって 見渡す
起きたかな それとも夢かな
たしか今日は あなたに
会えるから 準備をしなくちゃ
観測されたら
ココニイルヨ
目の前に広がる世界 眩しく滲んだ景色が
その声に迎えられ ピントが合う
きっともう互いが 一つのように重なって
存在の輪郭を 縁取ってく
クラリティ
誰にも見えない 誰にも触れない
小さなメロディ 私が覚えているから
晴れた日には 明るい
弾むような 鼻歌鳴らして
雨の日には 懐かしい
あの歌を 小さく歌うの
月の夜は 明日は
来年は 何を歌うだろう
確かに私は
ココニイルノ
この先に広がる未来 遠く遠くへ離れても
この声が道しるべ 変わらないよ
きっともう互いを 見失うことはないから
体験が想像を 超えた先の
クラリティ
目の前に広がる世界 眩しく滲んだ景色が
その声に迎えられ ピントが合う
きっともう互いが 一つのように重なって
存在の輪郭を 縁取ってく
クラリティ
存在の輪郭を 縁取ってく
クラリティ