[初音ミク]空想思想歌[オリジナル]
最高速で廻る世界、少年は想像に耽る
少年はいつも歩きながら 口ずさむ「空想の日の歌」
夕暮れの遠い管制塔 ルピナスの花は咲いてはいない
ゼンマイ仕掛けの時計は 同じ向きで中々進まない
二十秒 走った 脈が 早い
さぁ 行こうか 空が落ちる前に
最高速で廻る景色の中 星空は空白を照らす
静寂は彩りを求めて 同じ周期で廻り続けるだけ
何度も積み重ねた日々を 一人で怠惰に過ごすだけ
ここには魔法なんてない 解ってるつもりではいるんだ
心 痛い どうすればいいのか
最高速で変わる世界の中 只一人どこか逃げてしまいたいんだ
最短距離をジグサグに走った 無駄な時間でもいいと思ったんだ
最高速で廻る時間の中 少年は想像に耽る
いつかまた口ずさんでられるように 忘れないさ「空想の日の歌」