ふきのとうの詩
ふきのとうの花言葉は
「処罰は行わねばならない」
「私を正しく認めなさい」
「正義がなされるでしょう」
「公平」
だそうで、その辺りから着想を得ました。
今回のテーマは「復讐」なのですが、
なんだか陳腐な詞になった気がしないでもない。
歌詞
日陰に淡く ふきのとう一つ
淘汰の摂理に抗いながら咲いた
踏み躙られたふきのとう一つ
睥睨の先に見覚えた仇の顔(かんばせ)
人として悪しくも命として正しき
邪の道に窶した この腐れ身を
魔縁の今月今夜 怨炎に身ごと滾る
鬼哭の今月今夜 許すまじ骨の片まで
凪に揺蕩う孵鬼の灯一つ
淘汰の摂理に準えて向けた刃
果しの今月今夜 身に返る朱も憎い
因縁の今月今夜 腸を千々に裂いて
呪宴の今月今夜 見下ろした躯を嗤う