薔薇色の回顧(1st aniversary ver)
前の家の芝は青かった
半回転した頭は過去に溺れてる
悲劇に酔いしれる黄昏時
写真が破れるくらいなら
皮膚が破れるほうがいい
黄ばんだ青写真 眺め想う古
もがくたび微笑む 哀愁漂う額縁
辞書を振っても見たい言葉は落ちてこない
前に飾ってた花は赤かった
振り返るたびに光は強くなる
悪夢に魘される深夜2時
想い出忘れるくらいなら
名前を忘れる方がいい
過去は捨てたと言っても 大量に抱える在庫
振り返らないと誓っても 外す勇気ない後写鏡
雨が止んでも見たい景色は見えてこない
妄想の廃棄処分 肩にのしかかる後悔
フローチャートを見返して 『もしも』を連呼する
引き返そうと足元見てもパンくずはない