朝日の中を
夜勤ってやだよね
(歌詞)
朝日を浴びるまで仕事をした時は
その勢いのまま 自転車に飛び乗ろう
クタクタの体と ボロボロの頭で
いつもはできないような無茶をしてやろう
ハンドルを離して 両手を広げて 上体を反らして
そのまま朝日に射ぬかれたみたいに
草はらの上に体を放り投げよう
気忙しく鳴る携帯電話 蹴っ飛ばして
くたびれた靴も脱ぎ捨てて裸足になれよ
朝日の中を 朝日の中を 自分らしく駆けまわり
野獣のように 野獣のように 咆哮を響かせろ!
頭痛が起こるほど眠気が襲ったら
歯茎にしみるくらいに冷えた水かぶろう
限界を感じて 大の字になって 両のまぶたを閉じて
一瞬眠りに落ちていた自分を
昔はこんなんじゃなかったのにと嘲笑おう
明るく響く携帯電話 そっと寄せて
今帰り道だと言いながら靴を履くよ
朝日の中を 朝日の中を まっすぐ家路に着けば
野獣のような 野獣のような 気持ちがとろけていく
疲れた体 疲れた心 来週までさよなら!