立チイリキンシ!
54作目です。危ないからダメ、という言葉の裏にあるのは
親切心か、それとも…?
ある晩 規制線が張られてるのを見た
野次馬になる気は更々無くて 通り過ぎる
どうしてこう物騒かな 世の中がただ悪いのか
罪なき一般人(ひと)までも巻き込まれてく
開かない扉の向こうをちょっと見たいと
誰しもきっと思ってはいるだろう
立チイリキンシ! 部外者は敵
鍵を手に入れ 探る先は自滅のボタンさ
キケン! 触れれば終了(おわり)
都合の悪い事を隠す 嘘つき達の館
ある晩 友達から「振られたの」と電話
グダグダ愚痴ばかり聞かされていちゃ ため息出る
どちらかが悪いとか たずねられても言えないよ
続かない理由が現れたのね
恋愛話の賑やかさにつられて
口が滑って気まずくなった あの日
立チイラナイデ! 身を守るため
追い詰められた人はきっと「地雷」も見えない
キライ! 毒ある言葉
誰もそんなの望まないよ 避けられて知る涙
あの日の事件はまだ捜査中というけど
いつもの日常が巡り続ける
立チイリキンシ! 鳴る警報器
「あの時はゴメン」と言われて許せるだろうか
キケン! 言葉は「凶器」
その人となり すぐ見えるの 失う前に気付け