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「ACUTE 11  ※2次創作」の創作に利用した作品

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THE PRESENT the second half of side:C
 マンションの一室の扉の前で、ミクは深く深呼吸をする。
(ルカ。分かってる……よね)
 ルカに全部、余す所なく説明させなければならない。最悪は、このナイフで脅してでもだ。どんな結果になろうとも、自分を騙したその報いを彼女に受...

ACUTE 11  ※2次創作

周雷文吾

周雷文吾

お久しぶりの文吾です。

「ロミオとシンデレラ」に続き、こちらも差し替えました。
「ロミオとシンデレラ」では意外に細かな描写を増やしたりしているのですが、それに比べると、「ACUTE」では言い回しの修正の他は、例の矛盾と次回作のために日付が特定できる要素を修正しただけなので、違いはほとんど無いかもしれません。

「ACUTE」を書いている時に考えていた事は「誰か一人を悪者にしない」ということでした。
この「誰が悪いのか」という部分は、原曲とそのPVを見てもはっきりしない形で描かれています。見方によっては、ミクだけが悪いようにも思えますし、カイトが二股かけて二人から恨まれているだけのようにも見えます。それはきっと、制作者である黒うさ様が、見る人にとって様々な解釈ができるような余地をわざと残したんだろうと思います。
なので、自分なりの解釈として、三人ともにこの出来事に対する原因がある、という形にしました。誰か一人だけでもその原因になるような行動を取らなければ、悲劇が避けられた、というような。

あと、普段一人の視点で書く事が多いので、複数視点でなければできない表現をやりたいと思い、同じシーンを視点を変えて書くと、まるで意味が変わって見えるという表現をしてみました。

また、今回もおまけを前のバージョンに載せています。今となってはもはや意味のない話にはなっていますが……どういうことかは、見て頂ければ。

気づけばいつの間にか注目の作品に追加されていたみたいで、びっくりしました。いろんな方に読んで頂けたのかな、と思うと嬉しくもあり、少々気恥ずかしくもありますが。


あと、余談ですがProject DIVAの「ACUTE」をすごく楽しみにしていたのですが、正直三人が踊っているだけですまされてしまって、個人的にはもの凄く消化不良でした。内容が内容なだけに、全年齢対象にしようとするとああするしかなかったのかもしれませんが。
にしても、カイトのモジュールがかなり衝撃でした。さんざんPVを見てVネックの長袖シャツにしたのに、あのモジュールにはちゃんと襟がついていたんですからね(笑)


最後に、あらためて黒うさ様に感謝を。
すばらしい楽曲をありがとうございます。

また、この作品を読んで下さった皆様にもありがとうございました。