雪花ノ恋
「さよなら」別れは雪の夜 吐息が白く淡く溶ける
なぜだろう 悲しいはずなのに 景色はひどく綺麗なんだ
街のにぎわいの中 終わる恋物語
冬の冷たい風に さらされてく指先
背中向け離れてゆく
もう二度とあの腕の温もりを感じられない
舞い散る粉雪は静かに ふたりの別れを彩って
「さよなら」まるで夢の様な 景色の中でたたずんでる
これからいくつもの出会いが私たちの日々を塗りつぶす
私はいつの日かあなたを許せる日が来るかな
「さよなら」別れは雪の夜 吐息が白く淡く溶ける
なぜだろう 悲しいはずなのに 景色はひどく綺麗なんだ
別れの悲しみは確かに 心のかけらに染み込んで
あなたと過ごした思い出に ひらひら雪が舞い落ちてく