君の詩
「君の詩(うた)」
届かぬ想いとわかっているのに
何故人はこんなにも心を焦がすのでしょう
何も求めないと心に決めたのに
とても切なくなるのは何故でしょう
君の優しい声はあの人の
心には届かないかもしれない
だけどいつか 風に乗り
遙か彼方の
名も知らぬ誰かの心を癒すでしょう
明日も見えずにこの長い夜を
どうして過ごせばいいのでしょうか
もう迷わないと心に決めたのに
時々逃げ出してしまいそうになります
君の美しい詩はあの人の
傷を癒やす事はないかもしれない
だけどいつか 風に乗り
遙か彼方の 名も知らぬ誰かの
傷を癒やすでしょう
君の一途な想いはあの人の
心を埋められはしないかもしれない
だけどいつか 風に乗り
遙か彼方の 名も知らぬ誰かの
心を満たすでしょう