【初音ミク】青い月【オリジナル】
夏の始まりが聞こえる 部屋の片隅で見つけた
あなたに返しそびれた 手付かずの本を開くと
まるで私たちの言葉を 綴って出来たような物語
滲んだページを捲るたびに 私たちの日々も巡る
青い月 明かりになでられたら
二人の月日が瞬いて見えた
別れがこんなに辛いのなら
出会いなんていらなくて
懐かしい甘い匂いに あなたを近くに感じた
けど部屋には私だけ そんなこと分かってるのに
平気な自分をかたどって 今までやり過ごして来たけれど
たった一人きりで生きてくには この街は広すぎるみたい
青い月 明かりが映し出した
あなたの面影 確かな温もり
もう一度あなたに触れられたら
明日なんていらなくて
最後のページをめくるとそこには
少し右上がりのあなたの文字で
書き足されてた言葉は
君に出会えてよかった
あなたと出会って恋に落ちて
心と心が重なり合うほど
寄り添い歩いたあの月日は
間違いなんかじゃなくて
青い月 明かりになでられたら
二人の出会いが愛しく思えた
さよなら私の愛しい人
あなたに出会えてよかった
さよなら
作詞 佐田宗義
作曲 tenmoto