ennui(ベータ版)
秋のアンニュイな感じを歌にしてみました。
---歌詞
木の匂いを感じてた 古い紙にひとことだけ
書いて少し眺めたら 外で鳥の鳴き声が聴こえた
私はまだ外にある 広い世界知らないまま
この小さな町でただ 幾度目かも知れぬ 秋を見てた
茜色染まる 小道抜け 降り積もる枯葉を踏み
ひらりまた落ちた その度に 止まらない時を知る
彼岸花は並び咲き 赤い花の鮮やかさは
朽ちる季節慰めて 緩い風 吹かれゆらり揺れた
胸の中過ぎる悲しみの 理由を探し続けて
惑い歩いてた その先に 夜の闇追いかける
倒れこんで見上げてた 空の遠さ感じながら
呼びかけても届かない 声の近くカラスが過ぎていく