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「記憶 [Folk]」の創作に利用した作品

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記憶 [Folk]

DuronIII

DuronIII

知り合いが歌詞を書いてくれたので、曲をかきました。

フォークソングです♪ 聴いてください。


歌詞はこちらです

『 記憶 』 Lyrics: poh


夕方のタイムセールを終えて 馴染んだ玄関の戸を開ける
部屋に籠った夏の空気がふっと 身体にまとわりついた

大げさな買い物袋をどうにかテーブルに載せ 改めてその大きさに驚く
何を買ったのか 今にも溶け始める特売品の「冷凍マグロ」

  君がここにいた記憶は とても幸せなはずなのに
  幸せと背中合わせで 哀しみが忍び寄ってくる

    初めて君を感じた日 それはそれは幸せでした
    その記憶だけで 生きていけると信じたのに


慌てて閉めた冷蔵庫の衝撃で 月齢のカレンダーが落ちる
フライングで書いた予定日 消すに消せない幸せの予定日

  溢れんほどの食材に 束の間満たされてみても
  君が消えた記憶は埋められずに 少しずつ腐り始める

    春に満たない如月の月 ひとつの死を迎えました
    そんなもんだと高を括っても 抜け出せない記憶の影

    初めて君を感じた日 それはそれは幸せでした
    その記憶だけで 生きていけると信じたのに

    春に満たない如月の月 ひとつの死を迎えました
    そんなもんだと高を括っても 抜け出せない記憶の影