鍵のない部屋_off vocal
BPM 200
No maximize
そう 選べればきっと こんな世界は望まなかった
正直者の背中って襲いやすくていい気分?
誰でも正しさの所在とか 分かってんだろって自問自答
今日も蔑む様なその目線が 怖くてまた俯いたまま
「なんでそんな酷い事言うの?」
その一言さえ口に出来ずに
気力の失せた心臓に
黒い血が混じる
ああ もう嫌だ!
ドアを蹴破って
未来が こんな息苦しい部屋で泣いてる
やだ やだ
もう 今すぐここから出して!
世界は 光速を超えて広がってる
ここから
まだ まだ
そんな幻想
もう 霞がかかったみたいな頭に愛想尽きて
上手に傷を誤摩化した そんな自分に酔ってる
だけど脳内麻薬回り過ぎ 逆にロレツと思考は回らず
ただのやせ我慢 格好つかないな
目的が今どっか行っちゃってさ
「僕らと君の違いはなあに?」
間違い探し 多すぎて分からない
やがて芽生える劣等感
涙で育つ
ああ もう嫌だ!
白か黒かって
どうでもいい様な事ばかり拾って嘆いてる
やだ やだ
もう 誰か助けてよなんて
空虚な望みに縋ろうとした
そんな僕に
手を伸ばし
「本当の君のままでいいよ」
そう言って無邪気に笑い簡単に
君は鍵を開ける
失くしていった様々な
例えば赤い血とか意志とか
信じていた優しさを
少しずつでも取り戻していく
そう君が 望むならきっと
未来は こんな狭苦しい部屋に収まりきらない
どこへでも歩き出せばいい
世界は 全方向 果てしなく遠く
ここから
まだ まだ
明るい方へ