その牡丹、艶やかなれば
唄 :鏡音リン
作詞:龍の巣P
作曲:龍の巣P
いみじき言の葉ばかり並べ
いまだ落ちぬ様なのも あはれ
ただ時間(とき)だけが過ぎ去ってゆく
月おぼろ
彷徨う夕凪に 見ゆる焔(ほむら)
嗚呼愛し 嗚呼めでたし
思(おぼ)ゆれど
言葉果つるままに 時間(とき)は過ぎて
忌々しき朝ぼらけに酔ひ乱れ
愛し愛されること、我侭(わがまま)
いと近(ちこ)う臥(ふ)し給(たま)へ、そのまま
御前 あたしと一緒に 遊びたいんだろう?
いみじき言の葉ばかり並べ
いまだ落ちぬ様なのも あはれ
ただ時間(とき)だけが過ぎ去ってゆく
月おぼろ
舞い散る花吹雪 紅く染めて
嗚呼牡丹 嗚呼いとほし
面白き・・・
愛されること、叶わず
いと近(ちこ)う臥(ふ)し給(たま)ふ、はかなく
御前 あたしと一晩 遊びたいんだろう?
いみじき言の葉ばかり並べ
いまだ落ちぬ様なのも あはれ
ただ時間(とき)だけが過ぎ去ってゆく
心惑ひ
万(よろづ)のこと忘れて 塵になりたい
あたしを抱く 覚束ない手つきが
今は何も感じられず 何も聞こえなくて
ただ 彼奴(あいつ)のことだけ 思い出す
華やぐ季節だけ いみじき通り雨
ゆゆしく思(おぼ)ゆれど おぼろ
行き交ふ月の影 侘(わ)びしく いとあはれ
怪しきまで艶(あで)やかなる 気色(けしき)