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「憂き花【鏡音レンAppendオリジナル】」の創作に利用した作品

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憂き花【鏡音レンAppendオリジナル】

祭野

祭野

タイトルはうきはなと読みます。

四周年なので今までの曲を(だいたい)全部まとめてmp3配布しています。
詳細はブログへどうぞ!
その中に入れた、おまけの新曲です。

たった一つ、守りたいもの。

■歌詞

凍て付く指先は吐息で温め
感じる切なさ凍ってしまえば
静かに燃え上がる青い火の彼方(むこう)
ゆらり揺れるのは動き出した真実(ほんとう)

誰しもが限りある命
何故それすらも忘れてしまう
頼りない未来に願った
確かな夢は色を付ける

一粒舞い降る粉雪に祈る
もう二度と離れないように
秘やかなる恋 溺れ死(じ)にましょう
真白に積もる雪の中

血色(ちいろ)に輝いた両の瞳から
溢れ漏れるのは隠せぬ純潔
仄かに香り出す不愉快な匂い
くらり立ち眩む雪灯篭(ゆきどうろう)の影

お前と居たなら此の冬も
あぁ 去年より少しは優しい
熱を奪いゆく凍空(いてぞら)も
澄み渡る無色の風情(ふうじょう)

一片(ひとひら)千切れた薄紅を想う
まだ二人知らない運命
纏わり付く闇 共に生きましょう
か細く尊(たっと)い生(せい)の果て

緩く編んだ 髪結い
首筋這う後れ毛
こもる声なぞる指
滴る涙 じわり
染み込む肌の奥へ
分け合おう感覚全てを

一輪流れる憂き花に誓う
此の恋に全て賭けたいと
何も欲しくない他に望まない
過ぎし思いを抱きながら
憂い誠の花になれ