覗いちゃ駄目って言ったじゃないですかっっ!!
ミクの入浴タイムはいつもカラーボックスの中だ・・・。 「マスター、いいですか!ぜったいに覗いちゃ駄目ですからねっっ!!」 「分かった分かった、早く入らないとお湯が冷めちゃうぞ!」 「・・・。」 ミクがものすごく怪訝そうな顔で僕を見ている。 (完全に疑ってるな・・・) 「分かりました。・・・じゃあ入りますね。」 「うん。」 しばらくして僕はタオルを渡し損ねたことに気がついた。 (こ、これは不可効力だよな・・・。うん、そうだ!そうに決まっている!!だってタオルがなければ何で体を拭けばいいというんだ!?今僕がこの”たおる”をミクに渡さなければ大事なミクが風邪を引いてしまうかもしれない!!いか~ん!!それだけは絶対に阻止しなければ~~~っっ!!!!)ゼ~ハ~ッ ゼ~ハ~ッ 僕は焦りのあまりおもいっきりカーテンを全開で開けた!! 「キャーーーーーッ!マスターのバカーーーーーーーっっっ!!」 このあと一週間くちを聞いてもらえなかった・・・・。 「ごめんなさい!もうしません!!」(泣)