奏でる意味、歌う意味。
───イズレ コワレ キエテ
「この声が枯れるまで
どれほど叫んでも
いつの日か忘れられて
終わりが来るだけなのに
あなたはどうして音を手繰り寄せて
果てていく旋律を奏でているの?
私にどうして言葉を紡いで
歌を与えてくれているの?」
───イズレ コワレ キエテ ダカラコソ
【限りあるモノに意味はなくて
限りないモノにだけ意味があるの?
そんなにも ちっぽけじゃないよ
永遠ではないけれど
だからこそ今を光り輝いて
止まらずに何処までも 強く響いていく
誰かの心を動かす事さえ
出来るほどに大きなものだから】
届かないものだと思っていた
それが私の何かを変えてく
こんなにも強く響くんだね
今が続く限り
あれほど小さくて儚いと感じた
その音もこの言葉もまるで空のように
大きく見えるよ 輝いて見えるよ
終わりなんて忘れていくほど
あなたが何故旋律を奏でているのかを
私に何故歌を与えてくれるのかを
全て音楽(ヒカリ)が教えてくれた