【初音ミク】月見草【オリジナル曲】
和風楽曲です。
戦地に赴いた恋人を、月見草と共にいつまでも待ち続ける
ちょっぴり切ないラブソングです。
【物語詳細】
物語の主人公は初音ミク。
時代背景は戦国時代。
ミクは、勢力の弱い大名の一人娘で、大名の家臣である
義を重んじる武将と恋仲関係。
武将は、お館様の為、何より、自国を豊かにする為、勝てない戦と
わかっていながら、自ら先陣を切り戦地へ赴く。
恋仲のミクと、永遠に会うことはできないと思いつつも、
ミクを心配させない為、一輪の月見草をミクにわたし、
「花が咲く頃には必ず帰ってくる」と言葉を残す。
ミクもまた、武将は決死の覚悟だと悟り、いつまでも待っていると武将に伝える。
冬の日も、その先も。秋に咲く月見草を思いながら・・・。
(月見草は秋初頭に咲く花であり、水無月(6月)にわたし、秋には帰ってくると
言葉を残すが、秋は過ぎ、花さかぬ冬の季節が来る…という、話的には
悲しい結末です。)
【歌詞】
赤き月夜に咲く月見草 あなたには届かない
遠き大地であなたは牙を剥き
奮う魔竜の炎に立ち向かう
それは気高く銀色に輝く
我を照らすは優しき月のよう
水無月の夜に 一輪の花
花咲く頃に 帰ると残すまま
赤き月夜に咲く月見草 あなたには届かない
ただ祈るだけ ただ祈るだけ あなたの微笑みを 待ってるから
幾つもの灯が消える哀しき世に
勇ましく立ち天に右手をかざす
やがて大地は激しく吼え上がり
闇に挑むは熱き義の魂
時折みせる 哀しき瞳が
すべてを唄う 二度と戻らぬ意を
赤き月夜に咲く月見草 秋空に一人きり
そばにいるから そばに在るから
あなたがほの見える ああ
赤き月夜に咲く月見草 あなたにも見えるかな
信じたいから 信じてるから
花よ枯れるなかれ
赤き月夜にあなたを想う 花咲かぬ冬の日も
あなたの心 そのほほ笑みを いつまでもいつまでも 待っているから