笑えない流れ星
無音の中君の音と
海の声だけ木霊する
君は流れ星を眺めては
妖しく光るまるで甘く
(夜の海辺揺らめいて
星みる姫青めいて
目を合わせて振りちぎって
泡 まだ やだ なんて)
忘れたい過去さえ蘇る
私を1人にしないで
綺麗で眩しい天落ちる流星群
私の全てを奪って
喰らって君は一人光る海人少女
Flyer空飛んで Cider天翔けて
2人曖昧な今雲に隠れ
Liar朽ち果てる そんな魔法使いは
きっと彼女を殺すでしょう
笑わせよう流星群
少し時間が流れ(時間が流れ)
離れ離れで(離れ離れ)
透明で淡い空なぞるため
少し諦めたけど
弱虫だけど
ほら、見るよ
2回目の景色は
まるで世界に2人だけ取り残されたようで
2人だけの夜空のようで
あの日の続きを始めよう
あの流星群に乗せて
今、
「死なないで」さえ綺麗事
世界で1つの笑顔の為に僕ら
2人で世界を奪って
拙く儚く脆く落ちた運命に
乗って互い違いの嘘月
分かってたもう会えないねサヨナラだね
あの頃の君を殺して
今、別れを告げる星空
叫んで 嘆いて 足掻いて 砕けて
この数秒あの景色は忘れない
好きだよ好きだよ笑って笑って
辛いね だけどね 繋いで 変わって
「殺して」