餞ノ歌
すっごい久々ですが…(汗
低音てきれーに響かないなぁ、とか思ってたら
音上げ過ぎちゃった…。
ちなみに曲名は「ハナムケノウタ」
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「餞ノ歌」
君の頬に触れる度 失われてゆく温度(ねつ)と
白く罅割れた 眠り続ける虚ろな過去の傷痕を抉る
少しずつ消えてゆく躯 喪われていく夢を見る
その眸に映れないなら 僕はきっと壊れてもいい
幽かな灯だけを求めていた
海の底で僕は只終わりの時を待っている
幽かな光だけを願っていた
最後に見た君のせなを追い掛けてしまう
寂しいと 呟いた 彼の日の夢
消えていく 消えていく 声が届かない
君の瞳孔(め)に 映らない 僕の残像
だから、ねぇ あと少し 此処に居させて
君はきっと忘れてしまうけど
それでもどうか言わせて 「忘れないで」
喪うの 此の全て 僕の記憶
-いかないで 君が見えなくなる
泣かないで 泣かないで 笑って欲しいよ
-落ちた涙(しずく)が宙(くう)で跳ねた
遠くなる 君へと さよならを言う
-沈んでいく君へ さよならを言う
だけど、ねぇ あと少し 此処に居させて
-君へ贈る餞の花