歌の欠片と
歌の欠片と / MEIKO
嘘だらけの
音なんかじゃ
青い空が泣いちゃうね
さらけ出してみよう
叫べ
慣れていたこと
見直して
前に進むと
言葉にした
つまらないとか
怖いとか
ひとり矛盾を重ねていた
嘘だらけだ
自分なんか
見栄えだけを気にしては
同じ歌を口ずさんで
見たくないと
閉じた瞳
開けるときは歌うだろう
僕らの音
声を
あの本当の言葉が
繋いでいた
欠片は
いつかもう
粉々になり
その自分の悲鳴が
伝えていた
午後2時
雨の予報
「待って待って」
降る雨はただ痛いだけ
何故か希望も抱いていた
水と混ざる
粉々の音
それはとても美しくて
自分だけを
救っていた
気付けばほら
ひとりじゃない
誰かがいる
見上げれば青い空があった
あの本当の言葉が
繋いでいた
欠片は
いつかもう
形になって
その自分の言葉が
伝えていた
軌跡は
ひとつだけの事実
共に行こう
広い音の海越えて
高い空へと飛んで
いつか見たような
夢を掴もう
遠い誰かの瞳
映るひとつの星へ
駆け出した声は今
光になる
あの本当の言葉が
繋いでいた
心は
きっと忘れられない
広い音の海越えて
高い空へと飛んで
いつか見たような
夢を掴もう
遠い誰かの瞳
映るひとつの星へ
駆け出した声はそう
僕らだった