杪夏の唄(offvocal)
歌詞になります。
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夏風 澄み渡る蒼穹
氷菓を頬張る昼下がり
あの雲薄くなる頃には ねえ、君は
改札 渚の無人駅
タイルに揺れる影が二つ
ねえ、少し逃げ出しちゃおうか
そう君ははにかんだ
生温い空が冷め切る前に
この風に飛び乗って
ありふれた今日を邪魔しに行くんだ
すぐ君の手を取って
ああ、満ちる凪が
夏めく君を描いて空に零れてる
らったったった 夏を纏って
るらったったった 今日を感じてる
ああ、砂の熱も、海の息も
全部二人占めにして
るらったったった リズムに乗って
るらったったった 今日を踊ろうよ
ねえ、聞いて。悲しげな表情
夕立 君の心写す
残酷なほどに明るい空
ねえ、君は
ああ、雲間。耐えがたい真実
そう、それは夏の雨のようで
きっとすぐ元通りになるよ
自分を慰めた
闇を切り裂いてく夜行列車が
夜の海を彩って
ありふれた今日を攫っていくんだ
そう君の手を奪って
ああ、満ちる凪が
夏めく君を描いて空に溶かしてる
らったったった 夏を纏って
るらったったった 空を感じてる
ああ、滲む空も、淡い星も
全部独り占めにして
るらったったった 闇を払って
るらったったった 君を感じたい
ああ、駆ける渚
夏めく君を抱いて空に溺れて
るらったったった リズムに乗って
るらったったった 今日を踊ろうよ
ああ、温い夏も、青い君も
全部にさようならして
るらったったった 頬を拭って
るらったったった 夜を踊るんだ
(ああ、満ちる凪が
夏めく君を描いて空に零れてる
「砂の熱が海の息が語りかけている」
ああ、満ちる凪が
夏めく君を描いて空に溶かしてる
「滲む空が淡い星があふれ出していく」)