【巡音ルカ】闇夜桜【オリジナル】
■ 曲 詞/Gnosis @YAMAZi
■ 絵/FunKID @FunKID_0103
厚手のコートはもういらないな
少し肌寒い朝
街並みは桜色に染まる
それは春の理
去年より何日早いだとか
あまり変わらないよね
僕にとって一番違う事は
君はもういないって事
何気なく延ばした腕 繋げないゆえ泳ぐ指先
孤独滲んだ虚ろな日々に慣れるのはいつの日の事でしょう
会いたくて 夜空を見上げては月に君を想う
会えなくて 朝を迎えたなら 君に少し近付けた
気配感じた 振り返った 幽か笑う君 でも幻だね
故独な君 夜見の国から僕の姿は見えていますか
涙溢れてしまいそうだからまぶた閉じて瞳雫に君を映す
こぼれ堕ちた言の葉は 君には届かずに独り言となり果てます
当たり前のようにそばにいた君 今じゃ世界で一番遠いところまで探してもどこにもいない
あの時に戻れるなら 君目の前にしたらあぁ何も言えないでしょう
会いたくて 夜空を見上げては月に君を想う
会えなくて 朝を迎えたなら 君に少し近付けた
会いたくて 瞳閉じ記憶の中の君に尋ねる
会えないね 面影はやさしく僕にそっと微笑む
闇夜桜 月光染まる 青味帯びた花は君色によく似てます
枯れるより一思い 散る そんな儚い所も君とまるで同じです
巡る季節後どれくらい 桜咲き乱れる春過ぎ逝くか分からないけど
あの日あの瞬間 君と眺めた桜景色だけは忘れる事はないでしょう
散って花びら舞い落ちいつか眠り続けている君に届けばいいな