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嵐の中でゆめみたいよ

syouta_miku

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嵐の中でミクが歌います。
作曲したのは、かなり前ですが、ずっと封印してました。これまで上手く表現できなかったから……という理由もありますけど、この曲には、特別な思い入れもあります。
生きていれば、晴れがあったり雨があったり、やっぱりとんでもない嵐の日もあるでしょう。嵐の日に好んで外にでて雨風にさらされる人はいません。それは人生でも同じで、晴れた人生のときには、周囲の人が自分の人生を彩ってくれますし、雨な人生のときは、ちょっと励ましてくれるかもしれません。ただ、本当に嵐になったときには、誰も出てきません。嵐というのは、周囲を巻き込んで多大な被害を出すからです。それは周りの人をたくさん傷つけることでしょう。
その嵐、空をむちゃくちゃにして、周囲も遠ざけて真っ暗にする嵐のような人生だったり、あるいは嵐のように涙が出てくる瞬間。
そんな嵐の時、ちょっと思うんです。
こういう瞬間に嵐の中心であるその人の傍に居て、分厚い雲の向こうにある夢や希望、嵐の向こう側ってことですね、そこへ連れて行ってくれるひとがいたらなぁって。まあ、そんな人はまず居ないと思います。分厚い雲に覆われた心、やっぱり同じ痛みを知る人でなければそれを理解するのは無理でしょう。痛みを知るというのは、雨ならばまだしも、嵐となれば話は違います。風なのか雨なのか、落雷なのか、わけがわからない痛みな上、たぶんそれは致命傷に近い心の傷です。そんな傷を負わなければ一緒にいられないなんて、普通の人なら逃げますよね、僕も逃げます。でも、そんな人生のときには、そこに誰か居てほしいんですよね。そんな人が居れば……、そんな人がいれば格好いいと思うし、憧れるし、でもそれは間違いなく自分ではなくて……。
さすがにこういう存在は気違いな天使としか……。
そのイメージだけで、作り上げた曲であって、僕が最初に作った曲がこれです。
ここまで書きましたが、なんだこれって思っている人も多いでしょう。そうですね、これは意味不明な文章です。
まあ、言い換えれば、この曲は、僕が作る曲の中で
もっとも暗くて
もっとも格好良くて
もっとも意味がわからない
そんな曲です。