池袋リアルワールド
大都会の日常を、少しひねくれた目線で見たような曲です。
でも、タイトルにあるように、これが紛れもない“現実”なんですかね。
♪池袋リアルワールド
大きな五叉路を渡った先に 延びるいつもの通り道
白黒服着た大人がみんな 同じ方向へ進んでく
ボクもその内の1人になって 眠い目をこすり歩いてく
ポケットに入れた大好きな曲 大きめの音で聞きながら
ここにいる人の数 物語があって
でもボクはボクの分 だけしか知らないけど
この溢れそうな人の中 ボクより幸せな人は多いんだろうな
うらやましいな みんな前を向いている
帰りの時間もまだ明るくて にぎやかすぎるその下で
たまに肩と肩がぶつかっても 気にならないのは寂しいな
ひとつついたため息も 聞こえないこの街に
悩んでる人なんて いないように見えるけど
数えきれない人の中 ボクより泣きそうな人もいるんだろうな
そりゃ当たり前か ボクが一番なわけがない
大きなこの街に もう慣れてはいるけど
好きかどうか聞かれたら 何て答えようかな?
あと少しの青信号 つられてボクも走ってしまった
急いでなんかいないのに
この溢れそうな人の中 ボクはきっと明日もこの道を歩いてる
まぁこんなもんか? これがボクの物語