スタッカート・レクイエム/巡音ルカ
雨 一粒 キミの頬に落ちてる
誰かの声がボクの耳にしがみつく
空 泣いてる 叫ぶ言葉の端々が
水色滲んだ 雫に落ちていく
キミの顔そっと触れていた手は冷たくて
ボクはただ君の瞼を撫でて下ろす
サヨナラ サヨナラ
ボクの声はキミに聞こえたんだろうか
サヨナラ サヨナラ
そうか きっとキミはもうここには居ないんだ
風 凪いだ 鼓動の音 スタッカートで
雨 一粒 ボクの頬から落ちた
悲しいなんて言う言葉は きっと
この想いを示すのに不十分なんだ
キミの抜け殻 ぼんやりと見つめていた
ボクは ボクは もうキミの事を探せないんだ
サヨナラ サヨナラ
キミの声はボクにはもう届かないけれど
サヨナラ サヨナラ
そうだ きっとキミは手を振っている
笑顔で だけどちょっぴり 泣き笑いで
written by Poe