蝉時雨の季節に君を想うということ (inst)
※カラオケ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm12397641
作詞、作曲:フミ
さらさらと薫風が通り抜けて
響くのは夕暮れ時、蝉時雨
一つ二つと季節を重ねて君を想う
延々と(永遠に)この時間が続いたら、と
触れた手が(君の手を)離れぬよう握りしめた
紅く染まる私の頬を夕暮れが隠して
君の鼓動と体温と共に近づく夏の果て
滲む世界を忘れないように
そっと包むよ夏の香りと共に
淡く儚い二つの影を
どうか願うよ少しでいいこのまま消えないように、と
宵の空私は唇を噛んで
サヨナラを言えずに汽車を待つ君の背中を見つめる
「行かないで」声にならなくて閉まる汽車のドア
君は笑って伝う涙も拭わずただ手を振るよ
滲む世界が色を変えてく
追憶の空、君の記憶、消えていく
淡く拙い二人の恋をそっと閉じるよ
夏が終わり季節をまた重ねていく
君を想う