Roarer
Roarer
ピタゴラス定理だとか
シュレディンガーの猫だとか
そんなことはどうでもよくて
ただただ雲を眺めた
知りたい答えは
空き缶の底にある気がした
まるでクシャッと踏み潰してしまいそうな
くだらない頼りない
くるしい愛おしい
未来に捉われて本当の意味を忘れる
求め求められ
飽きられるの?
それが怖くてまた遠ざかった
はにかんだ笑顔見せながら
乾いた心の声でただ吼える
終わりに見えた此処は
君には始まりだったわけで
始まりでも終わりでもあるここらに
ひとつ種が落ちた
土砂降りの雨の後
花は育った
心まで響く色でしょう
僕たちは数に拘っている
たとえ今君が見えなくても
”僕はここにいる”って叫んでみろ
本当に伝えたいことは
言葉だけじゃ駄目なんだろうね
流行りとかどうだっていいんだ
ただ伝えたいことがあるだけさ