彼方の遺産【Ver. 1.0 兎眠りおん】
残された時間でせめてできることは何かと考えることが増えてきました。
からおけもあります。
彼方の遺産
あまねく幸あれとの情熱と祈りを糧に
世界を埋め尽くした数式をひたすらに解いた
気づけばぼくらのターンはもうすぐ終わる
最初に切り捨てた七色にきらめく理想(ビジョネア)
現実(リアル)に目を背けて賢しらに組みあげた論理(ロジック)
いまさらぼくらは何を残せるのだろう
夢と世界を守る力を
きみの手に託すから
新しい日を始めよう
時計の針はまだ約束の角度じゃないと
世界の真理なんて何度でも使いまわせると
残りのlibを集めてくみ上げた明日
誰も傷付かず傷つけたくなんかないさ
それなら違う誰かを傷つけてしまえばいいんだ
理想の世界の設計者(デザイナ)は誇らしげに笑う
地平を満たす夢とドグマは
全て焼き尽くすから
きみの朝をはじめて
目覚めたきみに会ってようやくぼくらは気づいた
最初に分かっていた 受け継ぐ者なんていないと
未来の彼方までもつれきった因果の線を
この手で解きほぐして辿って見つけるしかないと
そのときぼくらのターンは今度こそ終わる
地平を満たす夢とドグマは
全て焼き尽くすから
新しい日を始めよう
きみの手に託すから
新しい日を始めよう