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9
 ――曲が終わって、荒い息をつく。
 他のメンバーはともかく、客席からの歓声は、俺の耳にはあまり届かなかった。
 のどを鳴らして、ふるえそうになる両手を握っては開いて握っては開いて、落ち着かせようとする。
 なんで、こんなに緊張してるんだろう。
 ……そんなの、考えるまでもない。
 次が、あの曲...

ゴーストルール 9 ※2次創作

周雷文吾

周雷文吾

第九話こと、最終話

ここまで読んで下さった皆様、ありがとうございます。
読んで下さった皆様の心に、なにか感じるものがあれば嬉しいです。
それが「曲とは違うよね」だった方々には、もう平謝りするしかありません。ひとえに自分の未熟さ故のものです……。

そして、楽曲を作曲、公開してくださったDECO*27様にも、最大の感謝を。この曲がなければ、この話は生まれることすらありませんでした。感謝してもしきれません。



こうして更新の最後に思い返してみると、みーくんの家庭環境についてもっと掘り下げて、みくとの出会いによって、それとの向き合い方がどう変わったのか、を書いた方がよかったのかな、と思ったりもします。
このままの話の流れでそれをやると、八話と九話の間をダラダラやることになるので、もっとうまく構成ができていればエピソードを挟み込む余地ができてたかな、というのが反省点でしょうか。

でも、みくの状況的にはどうあがいてもハッピーエンドにならなさそうな話にしては、すっきりと終えられたかな、と思います。



いつもの如くですが、次回更新予定はありません。
またオリジナル物につまづいたら、もしくは物語がふくらんでしょうがない楽曲に出会ったら、またここにやってくると思います。

その際は、もしよければまたおつきあいください。




また、例によっておまけがあります。
興味のある方は、前のバージョンをご覧下さい。

今回のおまけが一番苦労した気がします。おもに思いつくかつかないか、という点において。
一部例外はあるものの、毎度、物語を書ききってから、おまけ書くならなんだ? とあらためて考えているので。
誰から頼まれた訳でもないのに、なぜおまけまで必須としてしまったのか……。