Kaisei-KUMO
いつものロック、10月を目前に夏ロック。
バンド用に仕上げてあります。
「Kaisei-KUMO」
高架線の下を潜り抜けた先には
澄み切った空か濁った曇り空
顔を撫でる風がむずがゆくて目を閉じた
午後のまどろみに駆け下りて
視線の先の君は目を逸らした
流線型の雲が流れて
広がる青さが雲を包んで
押し寄せる波が抉るままに
感情が滲む空の色
今だけ抱き寄せる
仄かな優しさに
我侭預けても
良いからと呟いて
視線を落とす君は手を伸ばした
流線型の雲を掴んで
深まる蒼さが僕を包んで
繰り返す波が歌うままに
浜辺ですっと背伸びをした