『とわをしるもの』(OffVocal)(ハモあり)
痛み亡くして君在りて 憶ゆ 憶ゆは鷹の夢よ
月を重ねて痛み果て 踊る 踊るは人の恨み
うたたね重ね明日を呼ぶ 奴らはせわしなく筆を執る
わたつみは我を知らぬ やつも又沖に眠る
幾千の心など知らぬ
ゆえに唯詠う 雨雲の綻びを繕い
永久を知るモノなど語らぬ
ゆえに未だ生ける 枝葉を四肢に例い
咲い
騒げ、騒げ貴方がた 此処は紅き夢の牢獄よ
望むもとに還られや 長く惑われた果てだろう
幾千の轍の脈打つを塞ぎ
唯落ちる いなづまの血潮に濡れそび
「永久に在るコトなど夢見ぬ」
咲い未だ生ける 枝葉に四肢を頼り
ゆえに