エチュード
オリジナル3曲目です。
西へ向かう雲 木々を渡る風
足元の草には白い花が咲く
君の歌声が僕に届くまで
ずっと忘れていた 世界の姿を
遠い日々に 聴こえていた
誰かの声 忘れ去ってた
月に照らされて 闇に浮かぶ道
山の向こうから 君の歌声が
あるうさぎに起きた出来事が切欠に、以前から暖めていたアイデアがようやく形になった思い入れの深い曲です。ある方の飼われていたうさが部屋の死角にあった隙間に閉じ込められて身動きできなくって行方不明になっていた際、私が歌わせた曲のミクの声を聞き、ようやく前足を動かしてその位置を知らせることが出来たと言うエピソードを元に作詞/作曲しました。
ミクの声によって、長いこと忘れていた「音楽」を取り戻した私自身とそのウサギの姿を重ねています。ミクの声で世界を回復させたうさぎと毒男の歌ですね(笑)。歌詞には、そのような思いを込めています。
ピアノは習いたての方も、子供のころちょっとだけ触った方でも、誰にでも弾けるようにと書かれています。重いとかもっさりと言われましたが、変えるつもりはありません。Velocityの調整がちょっと駄目なせいもありそうですが・・・。
そして、メロディーはお母さんが子供に歌えるよう、誰もがふと口ずさめるようにした・・・つもりです。歌う際、中間部はオクターブ下でなんら問題ありません。ピアノの部分は鼻歌かすっとばすかして下さい。
この曲は、そのうさぎさんに捧げられています。
MIDI⇒http://piapro.jp/a/content/?id=05z9uze0lglkc451