【鏡音リン・レン】よりみち☆ポップ【オリジナル】
「よりみち☆ポップ」
作詞:ぼん太郎
布団の中目が覚めて
太陽が背伸びをするころ
時計に「おはよう」を言うんだ
だらしない寝癖といて
眠りそな目をこすって
玄関を飛び出してゆく
なんでもない僕のマジック
道の外側で ぽつり
振り向かせたいワケじゃない
そのへんの花みたい
日常の隅にミュージック
特別なコトない水曜日
普通でいいワケじゃない
でも止まってるみたい
シアワセ 目指して 生きてく
毎日 そんなの
疲れるでしょ 遊べ 怠けちゃえ
太陽が 地平線に落ちて
短針は 8時ごろ過ぎて
僕らは なんとなく帰んだ
想像と 違うこの日々に
少し 嫌気が差すけど
なんとなく で続けていく
変化のない そんなストーリー
海原のなかで ひとり
取り残されたみたいに
何かを待っていた
幸せ 探して 生きてく
僕らは いまさら
気づくんだ 長い 足跡に
月は水平線越えて
長針が ため息をついて
待ち続ける僕を見るんだ
想像をひたすらに待って
『現実(いま)』はいつしか止まって
歌うこと を続けていく
いつの間にか歩み止めて
ふたつの手でリズム見つけて
夜の始まる景色知って
五つの線の上を踊る
これまで なんとなく生きてた
僕らは いまさら
気づいたんだ こんな 毎日も
僕ら 歩く 歩いてく
変化のない物語
短針が背中を押すけど
そんなことは関係ないんだ
つまらないことがあって
楽しいことを探して
寄り道をしながら歩く
ああ 今までの僕らなんて
これからも変わりなくて
ひたすらに前を向いてるんだ
月は 地平線を割って
短針におはようを言って
一日がまた始まる