夏ひぼしの月たち
寂しい火星の月の歌。
9/8拍子です。
歌詞--
朝日が昇るオレンジ色の乾いた丘
真っ直ぐ続く褐色に染まる空を上る
月ふたつ
愛の音 奏でることもない
二つの頼りない影
見上げた空を流れてく
哀しみが半分しか持てなくて
群青色の空を覆った
魂をずいぶん長く待たされて
あなたの後をすぐ追いかけた
夕日が落ちるオレンジ色の砂漠を往き
真っ白に染まる大地の果てで出会う二人
尽き果てず
天上で語るることもなく
ふたつの重なる影は
見おろした雲を切り裂く
寂しさを半分だけ持てなくて
群青色の空を見上げた
憎しみも半分だけ待てなくて
あなたの後をすぐ追いかけた