忘れられる歌
いつか僕らがここで生きていた事も
夢で思い出すような日々のすぎたあと
鮮やかな青さも 突き刺さる日差しも
遠く離れ彼方で かすかに
飛行機の飛ぶ音 届かないメロディ
もういちど手に触れてよ
過ぎ去る日々はジェットで 何も待たず
ただひたすらに遠くに消えて
きっといつか僕らみんな バラバラに離れてさ
片目は後ろ向いて 日々の中に消え
だから僕は歌うよ 忘れられる歌を
今日もまたこの日々を忘れてもいいようにさ
いつか大人になって沈む陽をみても
僕は今この場所と同じ気持ちかな
空き缶から伸びる長い影がすっと
止まらずに地面と薄まる
薄紫のなか溶けていく世界
ただひとり取り残され
どうせすべてはロケットで 何もみえず
ただひたすらに遠くに消えて
行こういつかみた場所 君の手を引っ張って
終わらないものはないさ ただ抗うんだ
だから僕は歌うよ忘れられる歌を
今日もまたこの日々を忘れてもいいようにさ
きっといつか僕らみんな バラバラに離れてさ
片目は後ろ向いて 日々の中に消え
飛びかう光の束 開いた目を貫く
行こういつか見た場所
閉じたドア壊して
きっといつか僕らみんな バラバラに離れてさ
片目は後ろ向いて 日々の中に消え
だから僕は歌うよ 忘れられる歌を
今日もまたこの日々を忘れてもいいようにさ
