レストインピース offvocal
【歌詞】
見ていてくれるかな 私の終わりかけの日々を
認めてほしいんだ 私だけの最期を
吐いた弱音さえも あなたは至言だと言うから
本当の気持ちが 伝わる訳もないの
心の温まる話に飢えているんだね
当人の事情は 素知らぬフリを通す
線を書いて 数えていく
残りの日は 私のモノじゃなくなって
望んだ涙があったって そこにどんな理屈があったって
周りが言うほど私はもう強くないから
あなたの立派な理想は私には少し重すぎて
押付けがましい悲劇が今日も作られていく
「生きてて良かった」が 当然に蔓延ってるけど
反対の主張が成り立つハズもないの
「負けないで」と 言ったあの子の
思い描く 「勝ち」に興味も湧かなくて
ただ辛くて
誇りと"明日"と痛みを
抱え一歩ずつ歩いて行く
その与えられた最期に "私"は居ないけど
『生きることの素晴らしさ』は血反吐の味がするみたいで
私の知らないところで語るに落ちていく
賞味期限切れの人生を讃えるあなたの大仰な詩は
もう私の耳や心には 響くこともなくて
苦しんで足掻けば足掻くほど 誰かの涙を誘うものらしい
掠れた息を続けることが 美談に繋がるらしい
望んだ涙があったって そこにどんな理屈があったって
周りが言うほど私はもう強くないから
あなたの立派な理想は私には少し重すぎて
目を伏せて嗤う「"私の"明日はもうないから。」
見ていてくれたかな 私の終わらない最期を
訳もなく綴った くたばりかけの唄を