ブクマつながり
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舞SIDE
私は我が侭だ。私は傲慢だ。私は自分勝手で、それが自分で嫌というほどわかってしまって。いつだって自分勝手で、人を振り回して、いっつもそれに呆れられ、突き放された。
けど、千歳君は違った。あの子はいつだって私の我が侭に、突然の提案に嫌な素振りなんて見せなくて、私の事なのに、付き合ってくれ...ツイッター企画 舞SIDE
ののさ
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千歳SIDE。
「暑い・・・・・・・・・・。」
夏が暑い。それはみんな知っている。だからって、こうも暑くなくてもいいのかと、悪態くらいはつきたくなる。
千歳、大学2年。本屋バイトの最中の休憩時間に考えたことだった。いやこんなの考えるよりは、さっさと飲み物買って休憩室へ戻った方がいい。
蝉の鳴き...ツイッター企画 一話 千歳SIDE
ののさ
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一人はいつまでも乗り出せない自分に苛立ちながら、自分自身を慰めるため酒を飲んだ。
一人はいつまでも気づかない相手に悲しさを覚えた。
一人はいつまでも真摯にその人が好きだった。
三人がそれぞれ、色恋沙汰の悩みを抱えていた。
それぞれ三人の悩んでいたことは、たった一人の発言で一気に展開を進めた。...ツイッター企画 プロローグのみ
ののさ