タグ：ナイフ

1a
飾らなすぎる部屋では
いつだって今が綺麗
傷むことないわたしは
ゆるされている 幸せ
1b
曇ったフロントガラスが
ぼかして ひかる信号の赤
1s
鼓動に寄り添って...

賢いヒトは言う、この世は正しくて幸せな普通の世界だと
大多数の“まとも”な人間の幸福に合わせたからそうだと
それに外れてしまったり疑いを持つようなヤツは
きっと人間でない　獣(けだもの)かモノだろうと
黙っていれば　いいように遊ばれる
嫌悪も面倒も押し付けられる世のごみ溜め
馬鹿らしくなるほどに　ヒ...

十二時ちょうど　時報とコンクリ噛んで走り出す二輪の猛獣
真夜中の音、それはこよなく安眠掻き消す素敵な合図
手に手に、楽器(ぶき)を携えて　野ネコは闇から闇へ暗躍だ
馬鹿になりたきゃ、来るがいいさ　右手の爪はピカピカだ
回せ本能と無謀のイグニション・キー
こぎれいで賢いふりした常識人がドッキリするほど...

銀のナイフでこの胸の
高鳴りを刺し殺して
このままじゃあなたの
恋の罠にハマってしまうわ

掌の上でころころ
転がされて惨め
わかっているのに
あなたから目が離せない...

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どうかご了承くださいm(__)m

Smile for you forever...
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　孤独P
暗闇の中　光るその雫　夜は涙が出るから嫌いと呟いた
涙で溺れてしまいそう　お昼はね好き　だって私ひとりじゃない
笑顔でいれば誰だって　相手してくれるから　悲しげに俯く
辛いときもほら　あなたのために...

アナタとはもうオワリ　近寄らないで
路地裏　月と消える
まるで歌芝居(ジングシュピール)
「愛してる」とか　聞き飽きたのよアタシ
誰も知らない　魔法の笛の音(ね)
響き渡れば
サヨナラ
街灯揺れるこの街で　煌くナイフ
さぁ　獲物は何処に？
紅いその両手の持主は...

好きで嘘をついてるわけじゃないんだよ
好きだから君に嘘をついちゃうんだよ
好きだからもう君と話すことはない
好きだから愛してるっていえないね
好きだから　　　ちょっとだけ自分に嘘をつく
嘘がなければ　生きれない　
って言ったら君はどうするの？
結局僕らはお互いを
傷つけ　傷つけ　殺すんだ
嫌いだから...